2019年1月26日(土) 久米宏ラジオなんですけど
小林信也 スポーツライター
高額のコンサルタントは契約書を作らない
セネガル人の親子、リオデジャネイロオリンピックの招致の際も、同額を振り込まれて、ブラジルのオリンピック委員会の会長は逮捕された。JOCから振り込まれた200万ドルも同じ人物へ。
(リスナーからのメールを受けて)
(小林信也氏、以下小林)今のメールで象徴されているのが、この2、3年、数年で「スポーツ反対」って人がものすごく増えているってことなんです。ちょっと前までスポーツってのはやっぱりみんなが賛成しなきゃいけないもので、実際応援していたものなんですよ。ニュースなんかでも暗い事件の後に、急にキャスターの人が明るい顔になって「さあ、スポーツいきましょう」みたいな、あれは僕ちょっと違和感あったんですけども。
(久米宏氏、以下久米)NHKは未だに9時
(小林)世間ではそこに違和感覚える情勢になってきている。なんでスポーツはこんなにちやほやされるの。
(久米)どういうことですかそれは。
(小林)一つは子供の野球をしている近くに住んでいる人がそれを騒音と思うようになっているんですよ。昔は「ああ子供が電気でいいね」っていうのが何となく世間の。今はもう「休みの日の朝早くからうるさい」と。ただうるさいのは子供の声じゃなくて、怒鳴っている大人の声だったり。微妙に木のバッドじゃなくて金属バットだったり。
(久米)あれは確かにうるさい
(小林)そういうことが自然に多くの人が「なんかスポーツ鬱陶しいね」。自分と関係あれば別なんですけどね。関係ない人も増えているでしょう。高齢化が進んで、お孫さんがいれば別なんですけど、孫も大きくなっているしみたいなことになると、スポーツは自分の身近なものではなくなっている。あともう一つ言えるのはオリンピックも結局チャンピオンたちの争いなんですよ。これから大事なのはチャンピオンじゃなくて自分たちのスポーツなんですよ。なのにオリンピックは未だにエリートスポーツばかりやっていて、久米さんさっきおっしゃった、テレビでみんなで見るということで儲けようとしている訳じゃないですか。
(久米)これは前にもご紹介したんですけど、国別のメダルをカウントしないって書いてあるのに、国別の獲得メダル数を出すんですよ、日本の放送局は。外国もそうですけど。あれ、オリンピック憲章に悖る話なんですけど、絶対あれやるし、日本はもうずいぶん前から金メダルの目標数なんかを発表したり、馬鹿なんじゃないかこいつらって思うことをやっているんですよね。オリンピック憲章を読めよってね。
(小林)全くそうなんですよ。今も30個がメダル目標なんですよ。金メダルね。「おもてなし」って言ってるのに、負けて帰れって言ってるわけじゃないですか。全部日本が勝つぞって言う。
(久米)「おもてなし」で「いらっしゃいいらっしゃい」って「金メダルは俺たち何個とるんだよ」。これはおかしいですね。
(小林)絶対おかしいです。「おもてなし」はどこにあるんだ。そのへんが、今のメールにも。僕はオリンピック招致には一貫して反対してきた唯一の、唯一かどうか、数少ないスポーツライターなんですけど。
(久米)珍しいですね。自分で自分の首を絞めている。
(小林)問題が起こってエンブレムに始まって、スポーツが厳しくなっているじゃないですか。「よかったな」と思っているんですけど、今はどっちかって言うと賛成派に回ってますけど、それはオリンピックが楽しみだということじゃなくて、オリンピックをやるって決まってからこの問題が出てきたんですよ。パワハラの問題も正義を求めてやってるというよりは、「オリンピック近づいているのに俺関われないじゃん」っていう人てちの焦りなんですよ。そうすると権力者引き釣り下ろせば、コーチだったり、色んな立場にいけるっていう思惑がものすごい蠢いている。
(久米)オリンピックやるときにいい立場にいたい。それを避けるためにパワハラもしないし。
(小林)運営側でもトップにいれば、去年のどっかのボクシングの会長じゃないですけど、「あいつに金メダルを取らせたのは俺だ」って言って、権利を手に入れるじゃないですか。でもオリンピックに関わっていないと何もその恩恵に預かれないわけですよ。僕はそういう人たちが告発したりせめぎ合ったりしているのが去年の一つの構図だったと思っている。
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